夏になると雷が多い気がしますよね。
夏に雷が増える原因として挙げられているのは、地球温暖化です。
「海水温が上昇」→「水蒸気が増える」→「上昇気流が発達し、雷雲(積乱雲)が増加」→「雷が増えている」と言われています。
しかし最近では、「音のない雷がビカビカ光っている」という声を耳にします。
そこで、音のない雷の名前ってあるのか、ビカビカ光るだけでも雷って言えるのかを調査してみました。
目次
音のない雷の名前ってあるの?
音のない雷の名前で挙げられるのは、1つは「幕電(まくでん)」というのがあります。
幕電とは、 遠方で活動している雷の稲妻を受けて雲全体が光る現象をいいます。
稲妻自体は雲にさえぎられて見えない状態となっています。
空が夜なのに晴れているように見える場合は幕電である可能性が高いでしょう。
2つ目は「稲妻(いなづま)」です。
雷が地面に向かって落ちる際の光の筋を「稲妻」と言います。
稲妻はあくまでも「光」自体を指し、音を伴わないのが特徴です。
空がビカビカ光り、ピカチュウの尻尾のような光が見えたらそれを稲妻といいます。
音のない雷の名前ってあるの?ビカビカ光るだけでも雷って言える?
ビカビカ光るだけでも雷と言えます。
雷の音は、20㎞離れると聞こえにくくなります。
しかし、雷の光は、雲や遮るものがなければ100㎞以上でも光が確認できるようです。
ですので、雷の光だけ見える場合、すぐに落雷の心配はありませんが、少しずつ音が聞こえてきたら雷が近づいているサインになりますので避難をお願いします。
音のない雷の名前ってあるの?まとめ
今回、音のない雷の名前ってあるのか、また、光のみでも雷と言えるのか調査してみました。
結論、
- 音のない雷の名前は「幕電」と「稲妻」というのがある
- 光のみでも雷といえる
ということがわかりました。
自然現象って不思議なことばかりですね。
小学生の自由研究に使えそうです!
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